お茶箱って・・・?
皆さんの中には実家やおじいちゃん・おばあちゃんのお家に行かはった時に、古い木製の茶箱を見かけはったことありませんか?
お茶箱は何十年と使えるので、お茶の専門店で保存用として使われていたものが流通したものです。昔は船での配送手段(コンテナBOX)としても使用されていたそうです。 衝撃に強く、内張としてブリキがはってあるので、防湿効果抜群です! 一種の生活用品として立派にリユースされています。(日本人に深くなじんでいるのもよくわかりますね!)
このお茶箱は職人さんの手で、一つ一つ丁寧に作られていました。(最近では職人さんが減り、貴重な品になりつつあるそうです。) 新品の茶箱はきれいな杉の木目をしています。杉には断熱効果もあり、最高の収納BOXです。
そんなお茶箱・・・。
年月を経て、味わいに変わっていく過程も楽しみの一つ。 うちの家からもゴロゴロと・・・しかも大きさも大・小様々 うちの家のお茶箱の一つは,なんと曾お祖母ちゃんの代から使われているものらしく、 かなり年季の入ったものになっています。 蓋を開けると懐かしい洋服のハギレ、編み直すために丁寧に巻きつけられた毛糸玉など箱の中は昔にタイムスリップした様子・・・。 おばあちゃんの匂いまでつまっていました。
今なら衣類だけではなく、カメラなどの精密機械の収納やひな人形の収納にも にもおすすめです。 ミニサイズはお米を入れたり、乾物を入れたり・・・。
最近ではインテリアとしても・・・ 畳やソファのレトロな空間にも。 ローテーブルの代わりとしてソファの前にポンとさりげなく置いて。 中にはリビングで使うものを収納しておけば使い勝手も良し! 部屋の空間を邪魔するものはこの中にざっくり収納して・・・。
更に、長年使用してきたお茶箱に自分好みの生地を貼って、素敵な「みせる収納」にも なります。